DeFi(ディーファイ)ってなんですか?

DeFi(ディーファイ)って最近、仮想通貨界隈できくけど、なんだかわかっているようでわかってないことも多いよね。そこで取り上げたい思うんだけど、どうかな?

いいですね。ところで、DeFiってなんですか?

そんなことだろうと思ったよ。って、つい最近までキーワードしか知らなかったんだけど、最近すごいんです。まず、DeFiは、分散型金融っていって、Decentralized Financeから4文字をとっているんだ。

なるほど、分散型金融からDeFiなんですね。その分散型ってなんですか?

だろうね。中央集権型がDeが付かないCentralized Financeで従来の金融なんだ。その反対が分散型金融(DeFi)だ。

うーん。よくわかりません。

詳しく解説していくよ。
イーサリアム アプリケーション

イーサリアムがビットコインと違って単なる仮想通貨ではなくて、いろいろなアプリケーションをブロックチェーン上の構築できるんだ。第二世代仮想通貨といわれる所以だね。
- 第一世代 ビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)
- 第二世代 イーサリアム(ETH)
- 第三世代 カルダノ(ADA)、EOS、LISK、LINKなど

そうなんですね。でもそれぞれの違いがわからないですし、何が注目されているんでしょうか?

第二世代のイーサリアム(ETC)には、スマートコントラクト機能があるんだ。簡単にいうと、取引を人を介さずに自動化できる仕組みだね。これが、画期的なんだ。いうことだよ。さて、そのイーサリアムの代表的なアプリケーションは、下記があるけど、注目を集めているのはDXとレンディングだろうね。
- 分散型取引所(DEX)
- レンディング(プラットフォーム)
- イールドファーミング
- マイニング

へえ~って感じですか。

そう。ぱっと聞くとへえぇ~っと画期的に思えないけど、発明が凄すぎて実感できないと思うけど、イーサリアム(ETC)の機能で作られた分散型取引所(DEX)の取引金額が今年の1月だけで558億ドル(約5兆8500億円)っときくとその凄さがわかるんじゃないかな。コインデスクさんによる記事から

5.8兆円を1か月で記録ってどーなっているんですか?

そう。ようやく凄さがわかったみたいだね。

凄すぎです。
分散型取引所(DEX)

分散型取引所(DEX)って聞いたことはない?

ないです。さっき聞いたばかりですが。。。

中央集権の取引所(CeFi)が従来の銀行だとすると、管理者が不在だけど取引所ができる仕組みなんだよ。それが、いままではで技術的にできなかったんだけどイーサリアムの機能を使えば、人を返さずにそれが実現できるようになったんだ。

へえぇ

まあ、そんなかんじだろうね。さて、分散型取引所(DEX)で有名なのはUniSwap(ユニスワップ)なんだけど、2018年にHayden Adams(ヘイデン・アダムス)さんがはじめたんだけど、知っている?

まったく知りません。

だろうね。まあ、簡単にいうと仮想通貨の交換所で有名なところで、従来の中央集権型とは違って分散型の交換所(DEX)なんだ。凄いのは、このUniSwap(ユニスワップ)なんだけど、2018年にHayden Adams(ヘイデン・アダムス)さんがはじめで交換された総取引量が1,000億ドル(約10兆円)を超えたことを、創設者であるヘイデンアダムス氏が自身のTwitterで発表されたんだ。1日の平均取引高は8億5500万ドルを超え10億ドルに近付いているって報道もあるよ。1日に1,000億円近くが売り買いされているんだ。


累計10兆円突破!1日に1,000億円?
凄すぎて気が遠くなりそうです。

イーサリアム上の取引シェアをみると、UniSwap(ユニスワップ)が98%と圧倒的な位置を占めていのがわかるよ。

圧倒的ですね。

UniSwap(ユニスワップ)

分散型取引所(DEX) UniSwap(ユニスワップ)をみていこう。トップページからUseUniswapボタンを押すと、下記の画面がでてきます。物凄くシンプルです。
はっきり言って、これだけなんです。

これだけですか?


ある意味ここがスゴイところなんだよ。単純に交換する場所を提供しただけなんだ。それが大ヒットしたんだ。
Hayden Adams(ヘイデン・アダムス)さんは、元々シーメンスっていう会社に勤めていたんだけど2017年に解雇されたんだ。その後、知り合いとUniSwap(ユニスワップ)を2018年の11月にはじめるんだ。人生なにがあるかわからないね。

アダムスが作ったUniSwapがなんで大ヒットしたんですか?

中央集権型の交換所(CeFi)は、ハッキングの危険性があるんだ。かつてのマウントゴックス(GOX)やコインチェック(CC)など金額が大きい事件が相次いだ。しかも、マウントゴックス事件では、取引所の個人流用などの疑いもでるなど、セキュリティが最大の問題なんだ。
- マウントゴックス(GOX) 被害額470億円相当
- コインチェック(CC) 被害額580億円相当
一方で、分散型取引所(DEX)は管理人がいなくて、ブロックチェーン上に取引履歴があり、ハッキングは難しいといわれている。また、管理者がいないので取引所の経営者が個人的な使い込みなんてのも出来ない。実際、UniSwap(ユニスワップ)でもアダムスさんが勝手に取引所の資産を動かしたりすることは理論上はできないんだ。
また、すでにあった既存の分散型取引所(DEX)には一点欠点があったんだ。

欠点は、なんでしょうか?

取引量がすくなくて取引が少なくてできないことや、手数料が高かったんだ。
この2点を変更したことだよ。

なるほど、だからヒットしたんですね。
レンディング(プラットフォーム)

さて、話がながくなってきたんで、第一弾はここで終了します。
いまさら聞けないDeFiについて /第2話 レンディングは次回アップしますね。
ここも、いまホットな話題ですよ。


わかりました。よろしくお願いいたします。
コメント