価格推移をみる
やっぱり、大幅な売りがきました。まずは、チャートを見ていきましょう。
はい。
10月に突然の上昇をみせ、10月28日に8,000を超え最高値。その後、5,000を割り込み、現在6,000前後と調整中です。
時価総額ランキング
時価総額でみると11位とトップ10からには届かず。ビットコインの132兆円に比較して、柴犬($SHIB)は、3.6兆円と比較すると少ないですが、同じ犬系コインのドージ($DOGE)に肩を並べるぐらいに成長しました。たった一か月で時価総額が10倍ぐらい成長しました。
Coin360で、暗号資産の中での位置づけをみてみると。。。柴犬($SHIB)は、右端にいますね。
ビットコイン、イーサリアムの2大巨頭に比べると小さいですが、視認できるぐらいのシェアを取っています。
柴犬保持者って誰が買っているの?
11月7日現在、柴犬($SHIB)を持っているアドレスは92万。一人で複数口座をもっている人もいるかもしれませんがまあ少数派として約90万人が持っていることになります。
さて90万人の柴犬ホルダーのうち、1人で約41%保持している人がいます。このアドレスのホルダーだけで1.47兆円を保持している計算になります。
もっとも、これは柴犬の開発者のRYOSHIが、イーサリアムの開発者のヴィタリックに渡した50%の柴犬の40%と推測されます。 ヴィタリック は、受け取った柴犬の10%をインドのCOVID19の対策に寄付。残りの40%を所有者不明のアドレスにバーンしたとされています。つまり、この40%がバーンされた柴犬でしょう。
さて、残りの ヴィタリック 以外の50%を見ていきましょう。最も大きい大口は4.53%持っている人になります。約45兆の柴犬ホルダーで時価総額で1,660億円ぐらい。でも、このアドレスをイーサスキャンでみると、初めて柴犬を買ったのは4月以降で初期ホルダーでないことが分かります。つまり、買い集めていますが最初から持っていた人でなさそうです。大きなクジラですので、もしかしたら取引所かもしれませんね。
直近の下落の原因 を探る(1)
さて、直近の下落の原因はなんでしょうか。
そうですね。
明らかにわかるのは、TOP10~20ホルダーと、TOP100ホルダーで動きが違います。
今年の9月以降なだらかにトップ100ホルダーの比率が下がっており、利益確定に動いていることがうかがえます。一方で10月末から11月初にかけて TOP10~20ホルダーは大きく比率を下げています。つまり、大口のクジラが売ったとみられます。これがショートで値下がり利益を狙ったものか、利益確定なのかは分かりませんが明らかに売りが入ったとみています。
直近の下落の原因 を探る(2)
さらに、40兆柴犬ホルダーが不気味な存在とのニュースがありました。この40兆匹の柴犬ホルダーは、トップ5に入るホルダーでしたが、口座にあった40兆の柴犬を約10兆の4つに分けていたとのことで、大口の売りが入るとして警戒されています。もっとも、今のところ売る気配は感じられません。
さて、この40兆匹の口座の持ち主の口座を見ていきましょう。イーサリアムのトークンである柴犬は取引がすべて公開されているので、10兆匹の口座に送った元の口座を調べてみましょう。
柴犬コインの13番目の大口ホルダーアドレス(0x31987132665ae1cbbb64b73f728cc81340486cef)を見てみ見ましょう。仮にNo.13(サーティーン)さんとしましょうか。
この No.13(サーティーン) をBloxyで見ていきましょう。アドレスには、10兆匹の柴犬コイン($SHIB)、0.01イーサリアム(Rther)、イーロン(EOGE of Elon)、SWAPコイン($SWAP)4つのコインがありました。ELONを買っていることろをみると、本当に犬コイン好きなひとですね。
さて、10兆匹の柴犬は、3回にわたり送付されたことが分かります。
11/2に10兆匹、その後99匹、9万9千匹と少額送られてきています。最初の10兆匹と残り2回で送付元のアドレスが違っています。
10兆匹送付:0x1406899696adb2fa7a95ea68e80d4f9c82fcdedd
残り2回:0x77148be58013693cc9bc8262edb4ebdad9ce8399
とりあえず、この10兆匹を送付したアドレスを見てみましょう。
さて、ここで柴犬に注目してみました。なんとこのアドレスは、合計103T(103兆)の柴犬を受け取り、73兆の柴犬を送付したことになっています。この63回の柴犬を受け取ったアドレスをみてみると。。20年8月1日となっています。この受け取ったアドレスの元となったアドレスをみるとDEXのアドレスでした。(0x811beed0119b4afce20d2583eb608c6f7af1954f )
つまり、8月1日にDEXから受け取ったことになります。
柴犬のはじまり。UniswapへのSHIB預入
さて、柴犬($SHIB)ですが、最初にUniswapに開発者のRyoshiが20年7月31日に、451兆匹を送付したことが記録されています。この送付記録がこれです。つまり、翌日から、買い始めて103兆匹買って、73兆匹売ったり、送ったりしています。初期段階でこれだけの取引をする一般人がいるとは到底思えませんが、開発者や運営者は、Uniswapから購入する必要はありません。この人たちではないでしょう。
つまり、40兆匹の柴犬を買ったのはこれらとは違うことが分かります。一方で、公式Twitterですら21年の2月からの開始となると、20年8月段階での購入と考えると相当早いとおもいます。また、大手取引所のバイナンスの上場は21年5月ですので、20年8月段階では、まだ取引所の上場すら話になっていないと思われます。40兆匹の柴犬保持者ですが、大手取引所の関係者でも、ヴィタリックでもなく、初期ホルダーであることは間違いありません。一方で、総流通枚数の1/4を購入するほどの購入をしていることからかなりの資金をもっていることになりますが、柴犬の価格が20年8月時点では、それほどでは無かったことが分かります。
結論
2020-08-19 にこのアドレスの主は、14.31兆匹の柴犬を5.6イーサ ($ETH) で購入しています。20年8月19日のイーサリアム($ETH)の価格は、日本円で約4.3万円です。つまり24万円で14.31兆匹の柴犬($SHIB)を購入しています。この14.31兆匹の柴犬コインの時価総額は、21年11月7日時点で1,295億円です。
結論は、初期の開発者に近い人でしょうね。
24万円が、1年カ月もたたないうちに1,300億円になっています。
現代のゴールドラッシュ。ドリームかもしれませんね。
信じられない値上がり!!
信じられない値上がり!!
では、お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
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