デジタル人民元とは？
ついに来ましたね。この日が。。。
何がきたんですか？
デジタル人民元がきたんですよ。デジタル人民元(DCEP=Digital Currency Electronic Payment)
興奮しているみたいですけど、何がすごいのですか？
ついに、紙のお金がなくなる技術が実用化されようとしているんだ。
え？紙のお金(お札)がなくなっちゃうんですか？
そう、世界で最初に中国が発明した紙のお金を、国家として世界で最初にデジタル化しようとしているんだよ。2020年から中国の深センで実際に使用実験されているんだ。
なるほどすごいですね。でも、なぜデジタル化するんですかね？
お金の発明から、ビットコインまで
そもそも、人類最大の発明とされるお金は、いつぐらいからはじまったのだろうか？
それまで、魚や野菜と交換など「物々交換」から「物品交換」をしていたとおもわれているけど、いつのころからか、お金「貨幣」が登場しました。紀元前670年頃にアナトリア半島（現在のトルコの一部）のリュディアで発明された「エレクトロン貨」が世界最初の貨幣といわれています。
一方で、紙幣は、10世紀の中国（北宋時代）で作られた「交子」が世界で最初に作られた紙幣だといわれています。
世界最古の紙幣「交子」は、中国で発明されたんですね。すごいわね。
そうなんだ。その中国が世界で最初に、国家として初のデジタル通貨を作ろうとしているだ。歴史的な転換点かもしれないね。デジタル通貨の発明はビットコインのところで投稿した記事があるから、興味のある人はそこをみてみてください。
これから
国家として初のデジタル通貨「デジタル人民元」ができたことで、中国ではビットコインなどデジタル人民元以外の他の仮想通貨(暗号資産)を新たに発行禁止にするみたいなんだ。そうなると、仮想通貨(暗号資産)を取引する中国人が減るのか、地下に潜って取引するのか、分からないことが増えてくるのね。
さすが中国、規制もきびしそうですね。
そうなんだ。でも、人民も逞しくてすでに偽のデジタル人民元も出回っているらしいんだよ。
もう、偽物が出回っているですね。逞しいというかなんと言おうか。。。
偽物の動向も気になるけど、デジタル通貨の動きは、今一番ホットな金融の話題だから目が離せないね。機会をみて気になるトピックスがでたら記事にしてきたいと思います。では、今日はここまでです。
お疲れ様でした。では、次回もよろしくお願いいたします。
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