いまさら聞けないDeFiについてを第二話
さて、ブログの更新を少しサボっていた間に、世の中だいぶ変わったみたいだよ。いまさら聞けないDeFiについてを第二話したいと思います。
さて、今回は、コンパウンドの話をしようとおもっています。コンパウンドって聞くと、どんなイメージですか?
台所の研磨剤としか・・・・って感じです。って回答を期待していますか?
あはははは。。。。そーですね。
悪そうな顔してますね。。。
さて、コンパウンドの話をしましょうか。
はい。
仮想通貨のレンダリング
ところで、お金って借りたことありますか?
ありますよ。
じゃー暗号資産を借りたことありますか?
無いです。
でしょうね。じゃ~暗号資産を貸したことありますか?
無いです。
でしょうね。じゃ~年率10%で貸し出せるとしたら、貸しますか?
え?どーいうことですか?そんな事あるんですか?
日本円の普通預金だと0.1%とか0.01%の時代に、数パーセントでも大きいよね。そんなサービスをしているのが、コンパウンド(Compound)なんだ。通貨を担保提供することで受け取る利息収入を得るレンダリングサービスだね。コンパウンドは、仮想通貨を貸し借りをするサービスを提供する大手会社の事だよ。
へぇ~・・・!?
大手レンダリングサービスのコンパウンド
実際にコンパウンドのページをみてみましょうか。
はい。
前回紹介した、通貨交換所のUniSwap(ユニスワップ)と同様に地味な画面です。
そうですね。
いくつか仮想通貨が並んでいるね。さて、自分のウォレットをコンパウンドに連動してみるね。ウォレットがリンクされると、コンパウンドに預けられている通貨がでてきます。
左側が仮想通貨が貸し出しをされている通貨で、貸し出した時の金利です。右側が借りた時の金利です。暗号通貨ごとに金利がでてきましたね。
なるほど。USDコインだと6.69%、前回紹介されたUniswapだと12%も金利があるんですね。
自分の持っている通貨を貸し出すと、リアルタイムに金利とCOMPトークンがもらえます。
リアルタイムで金利がもらえるんですか。。。すごいですね。ところで、COMPトークンってなんですか?
取引所によっては、トークンを発行しているんだけどコンパウンドでは、COMPトークンを発行しているんだ。このCOMPトークンを預け入れた仮想通貨の量に応じてくれるってことなんだ。まあ、真相オープンで自社株を利用者に還元するって感じかな。
このCOMPトークンがもらえるってことで、大人気になって加熱した結果、コンパウンドに仮想通貨を預ける人が増えたんだ。このCOMPトークン、今日時点(2021/3/7)で480ドル付近と高騰しているよ。
ってことは、みんな大儲けしたんですかね?
世の中そんなうまい話はないんだよ。
やっぱり
みんな貸し出しをするけど、借りる人が金利を払わないと金利が回収できないよね。つまり、ここで借りて貸し出しをして金利差を儲けようとみんなが殺到した結果、ほとんどの通貨が貸し出されて引き出しや解約できないかも?って事態も起きたんだ。(貸したお金が帰ってこないってことだよ。)
まあ、コンパウンドに大きな問題は起きてないんだけどね。
え~~~
また、イーサリアムの問題もあって、イーサリアムの価格高騰や、取引遅延がおきてなかなか取引が成立しないって問題もおきたんだ。また、イーサリアムは手数料に入札制を用いているから、早く手続きをしたい人はお金を払って手続きをしようとするんだ。結果的に手数料の高騰を招いている。
安価に通貨の貸し借りをする流動性が売りだったのに、マネーゲームで手数料が高騰したりして困ったことが起きたわけだ。
やっぱり、駄目じゃないですか・・・・
まあ、最後まで話をきいてよ。結果的にマネーゲームに翻弄されていけど、安価に通貨の貸し借りをする流動性を提供するっていう当初の目的は達成できたんだ。それも人を介さず機械的にできる。
また、手数料が高騰している問題も、イーサリアム手数料の値下げも予定されているから、問題を改善してくることは間違いないよ。
なるほど。少し安心しました。
分散型取引所の本命か?
次回は、この手数料の高騰や取引遅延など分散型取引所の問題を解決したものや、流動性をどうやって回避していくのかをテーマに取り上げたいと思います。
そう、次回は、パンケーキ職人などの話です。
パンケーキですか?ホットケーキミックスとどう仮想通貨が関係あるんですか?
まあ、そのボケの回答をしたいと思います。では、次回はみんな大好きPancakeSwapです。
よろしくお願いいたします。
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