エルサルバドル　ビットコイン法が施行

ついに、ビットコインが法定通貨になりました。エルサルバドルですが・・・・

簡単にいうと、国内でモノやサービスの売買にビットコインで認めますよってことです。

例えば、日本でコンビニでビットコインで買い物ができないよね。それが、どのコンビニでも、ビットコインで買えますよって法律で決めたってことなんだ。サンドイッチでもコーラでもOKです。

そうなんです。世界初っていうのもありますが、ドルやユーロがある国や、円をもっている日本だとそのありがたみがわからないと思うけど。世界では、自国の通貨が信用できない国も多いんだ。例えばジンバブエドルや第二次世界大戦後のドイツなど、ハイパーインフレがおきた国とかだね。

また、銀行口座をもっていない、クレジットカードもないって人も多いんだ。でも、ビットコインに代表される仮想通貨は、スマートフォンがあれば、誰でも通貨をもてるし、銀行口座の代わりに保管、管理、決済などに使えるんだ。

つまり、円やドルをもっている国の人と同じように、お金を使って自由に売買できるってことがようやく実現するということなんだよ。

そうなんだ。そんな国は、たいてい国内通貨にアメリカドルを使っていたのが、これからはビットコインになるかも？って大騒ぎなんだよ。

少し前に、Facebookが仮想通貨Libra(リブラ)、今はDiem(ディエム)で目指した未来だね。

でも、ビットコインの場合は、問題山積みなんだ。

ビットコインの価格が不安定で、少し前のナイアガラ暴落や暴騰、決済スピードの遅さなど、紙のドルなら手渡しすればよかったのが、いちいちネット決済している遅いし、本当に決済されたのかどうかわからないなどの不安があるよね。過渡期には付き物の混乱がきているのは確かだよ。

まあ、最初は不便だったり、使い勝手わるいものさ。スマホも最初にiPhoneが出たときの衝撃は凄かったけど、トラブルだらけだった。このビックウエーブにのらないとおもったけどね。でも、今ではガラケーもっている人が少数派だよ。10年ひと昔だね。

多分、10年もたたないうちに紙の紙幣をもっているひとが少数派で、仮想通貨やデジタルマネーが主流になる日がくるかな。

お疲れ様でした。